コンドロイチンの特徴

コンドロイチンには正式な名称があり、それはコンドロイチン硫酸ナトリウムといいます。その名前の由来はギリシャ語のコンドロスからきており、軟骨という意味なのです。その名前から想像できるように、コンドロイチンは関節の軟骨に主に含まれており、ヒアルロン酸やたんぱく質といっしょに軟骨のぶつかり合いを緩和する役目をしています。

コンドロイチンはその他にも皮膚の結合組織や脳などのあらゆる組織に広く存在しています。コンドロイチンは医薬品として使われており、たとえば関節痛や腰痛、五十肩の治療薬として、また角膜の保護にも使われています。コンドロイチンの皮膚の保湿効果や関節を健康にする作用は、健康食品としても広く使われています。

食品にもコンドロイチンが含まれているものもあり、それは山芋、納豆、それからなめこ、オクラなど粘りのあるものばかりです。吸収率の点からいうと植物性の食品より動物性の食品の方がいいのですが、動物性の食品に含まれているものはサメや鶏の軟骨、それからフカヒレ、ドジョウ、ウナギなどあまり頻繁には食べないものにしかコンドロイチンは含まれていません。

しかもそれらの食べ物を大量に摂取しなければコンドロイチンは体内に吸収されません。そんな難しい方法で摂るよりは、サプリメントなどのほうが便利です。サプリメントとしての原料はもともと鯨や牛から取っていましたが、BSEの問題や捕鯨禁止の問題が出るようになりました。そのため今はサメから取れるコンドロイチンが主になっているのです。

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